どうも こんにちは!
特に何も代行しない【悲しみの代行者@kanasimi_cat】です。
【DIY(do it yourself)】でオリジナルの物を作るのが流行っていますね。
こうこうこういうものが欲しいけど売ってないし、売ってても高過ぎるものだと買えないしで、じゃあ自分で作ってしまおう!というのがDIYですね。
今回紹介するのは、食べ終わったアワビの貝殻を使って、アクセサリーの材料にするも良し、インテリアにするも良しのピカピカの貝殻の作り方になっています。
*注意*
アワビの貝殻表面に小さいフジツボが付いた写真を使用しているので、集合体恐怖症の方は閲覧の際はご注意ください。
準備するもの
準備するものはそれなりにありますが、貝以外ならスーパーやホームセンターで簡単に揃えられます。
•食べ終わった貝や海で拾った貝
•ビニール手袋やポリエチレン製の手袋
•使用する貝が入る大きさの容器(ペットボトル等を切ってもOK)
•水を張ったバケツか桶(溶剤の付いた貝の洗浄用)
•キッチンハイター(任意)とサンポールは必須
•ステンレスたわし
•紙ヤスリ数種類(粒度100/240/400/耐水ペーパー2000など)
•グラインダーなどの研磨機
•防塵マスク(貝を磨いた時に粉が出ます)
•コーティング用アクリルスプレー
•スプレーをするときに必要な台になるもの(今回はペットボトル)
•低粘着のテープ(コーティングスプレーするときの固定用)
貝殻に関してはネットショップで加工用で売られている物だったり、思い切って食用のアワビを買って贅沢してみるとかですね!
【ビニ手・ポリエチ手袋/キッチンハイター・サンポール/ステンレスたわし/紙ヤスリ/防塵マスク/アクリルスプレー/マスキングテープ】
上記の道具は、ホームセンターでも揃えられますし、費用を抑えたいなら100均でも簡単に揃えられます。
容器に関しては、食器や料理に使わないもので貝が入ればなんでもOK!
溶剤から貝を出したらすぐ洗えるように、水を張ったバケツか桶の準備は必ずしておきましょう。
もし表面を早く綺麗にしたい場合は、自分がやってみた感想はサンダー(自動研磨機)があった方が良いかなという印象です。
次の項目にフジツボ付きの貝殻画像があるので、集合体恐怖症の方は注意してください。
念の為に目に入らないように改行を多くしています。
まずは貝殻の洗浄
まずは貝殻を綺麗にしなければいけないので、キッチンハイターを使うかは任意ですが、漬けておくことで貝に残った身など有機物を取り除けます
湯煎で10分ほど煮詰めるだけでも臭いや汚れはそれなりに落ちてくれるので、ハイターを使うかは自由
ハイターを使う場合は3倍に薄めて使い、約5時間ほど漬けておかなければいけないので、とにかく早く作りたいのであれば原液を使うという方法もあります
原液を使う場合は溶けすぎないように注意して、溶剤を使うので風通しの良い場所で行ない、しっかり見張っておいてくださいね
表面の汚れが取れても小さいフジツボが残っているので、水を張ったボウルや桶の中で擦ればホコリが立つことも、破片が飛んでくることもないので、あとはステンレスたわしでゴシゴシ擦れば簡単に落ちてくれますよ。
フジツボが綺麗に取れました。
サンポールで表面を溶かす
サンポールも3倍で使いますが、短時間で済ませたい場合は原液使用で、ハイターと同じく溶けすぎないように注意することと、風通しの良いところでしてください
貝殻を倒して入れられる大きさの容器であれば、サンポールは貝殻が浸るくらいの量でOK
貝殻を溶剤に漬けると反応して泡が出るので、出てきた泡が溢れないように容器はできるだけ深めの物が良いですね
それから、サンポールには貝をずっと漬けておくのではなく、ある程度漬けたら上げて水洗いを繰り返すことで、効率よく溶かすことができます
洗う時にステンレスたわしで表面をこすることで、溶かしすぎることなく早く白い部分を削り取れますよ
表側の白い部分はサンポールでは溶けきらず、裏面も一緒に溶けているので、取れないからといってずっと漬けておくのはNG、表側だけを集中的に溶かしたい場合は、サンポールを染み込ませたキッチンペーパーなどを乗せたり、筆で塗っていくとか手袋をしているので手で塗っていくとかですね
使い終わったサンポールは、台所じゃなくてトイレに流しましょう
↓このくらい表面が溶けて模様が出てきたらヤスリで削ってきます
渦の中心部分は薄いので、サンポールに浸け過ぎと削り過ぎは注意です!
紙ヤスリで研磨
紙ヤスリの粒度(りゅうど)は、数字が増えていく程表面が細かくなっていきます
表側は荒い粒度100以下で一気にガリゴリと削っていき、裏面は真珠層が最初から見えているので、粒度の細かい紙ヤスリで削りましょう
この時、貝の削った粉がかなり舞うので必ず屋外で行い防塵マスクをするか、扇風機を横に置いて風で飛ばした方が良いですね
ただ、表側を紙ヤスリだけで真珠層まで削るのは相当時間かかります
荒い紙ヤスリで10分ほど削ってみましたが、手に水ぶくれができたので断念しました
なので、表側も綺麗にするならサンダー(自動研磨機)か、ルーターを使うことを強くオススメします
研磨機を使うと扇風機で粉を飛ばしても髪にも付いてしまうので、工作後は髪を洗う必要があったりします もうめっちゃキシキシ!
ある程度削れたら粒度400以上で表面をならしていき、2000の耐水ペーパーで仕上げの光沢出しをしていきます
耐水ペーパーは絶対に必須で、1枚100円もしないので必ず買っておきましょう
一気に表側を削りたい場合はサンダーかルーター推奨
表側のデコボコを紙ヤスリでツルツルにするまで削るのはなかなか大変
なので、さっきも書いた通り表側はサンダーかルーターで削ることを推奨します
削る時は↓画像の赤い部分が特に分厚いので、ここから削った方が失敗しにくいです
もしサンダーかルーターを使ったら髪に粉がかなり付いてしまうので、表面を納得いくくらい削り終わったら、いったん髪を洗うのをオススメします
マスクしてても鼻にも粉が入ってると思うので、しっかり鼻を噛んでおくこともお忘れなく
オススメの家庭でも使えるサンダーとルーター
リョービ ベルトサンダー BE-3210 ▼336-8980 京セラインダストリアルツールズ(株) 価格:18,501円 |
ベルト面を上にしても使えるので、貝を手に持って研磨できます
価格:6,980円 |
うちでは草刈機の刃を研磨するために↑のグラインダーがあるので、これを使っています
EARTH MAN ホビールーターセット 86pcs H120×W160×D65(mm) 価格:3,324円 |
【楽天市場】で、ホビールーターを探す。
ルーターのデメリットは、10分以上の長時間の連続使用ができないところですが、上2つのサンダーのような置く所に困るということもありませんし、ペンを持つように使えるので、初心者でも問題なく使うことができます
仕上げの光沢出し
デコボコを無くす程度で、貝の模様が少し残るくらいに削ってみました
荒い紙ヤスリやサンダーで削ったら表面はザラザラで透明さもないので、粒度200くらいからだんだんと細かい紙ヤスリに変えて、ザラザラ感を少なくしていき、すべすべになってきたら、耐水ペーパーで磨くことで光沢が出てきます
耐水ペーパーは、その名の通り濡れても破れにくいので濡らして使います
これをしっかりしてやることで凄く綺麗になるので、面倒くさがらず丁寧に仕上げていきましょう。
耐水ペーパーで徹底的に磨いて、スマホの写真では分かりにくいですが光沢が出ました
研磨にかかる時間は、サンポールでどれだけ溶かしたかにもよりますが、紙ヤスリだけでやろうとすると1日では済みません
おそらくサンダーが無ければ『もういいや…』となる可能性の方が高いです
研磨作業中や後は貝の粉で手がかなりベタベタになるので、しっかり手を洗うようにしてください
アクリルコーティングしよう!
耐水ペーパーで磨いたらそこそこ光沢が出ますが、まだ終わりではありません
アクリルコーティングをしてやることで、水で濡らしているような光沢が出てくれます
コーティングする理由はそれだけではなく、貝殻は真珠と同じ炭酸カルシウムを含んでいるので、皮脂などがついてしまうと劣化してしまうので、それを防ぐためのコーティングでもあります
表側を後にコーティングした方が都合がいいので、まず裏側にマスキングテープのような低粘着のテープで、ペットボトルのフタの上に貼り付けます
ペットボトルなら水を入れるだけで安定してくれるのでオススメですよ
スプレーする時は、貝から20cmほど離して吹きかけるようにして、1度に厚塗りするのではなくサッと全体に乗せて、5分ほど乾燥させるを2〜3回繰り返すことで、綺麗に薄くコーティングできます
2〜3回塗布したら、完全に乾燥させるためには20分は置いておき、触らないように注意です
反対側も同じように繰り返して仕上げましょう!
両面コーティングをする時間を計算すると
【1回塗布毎に5分乾燥✖️両面で6回で30分】
【片面完全乾燥させるために20分✖️2で40分】
合計で1時間以上かかりますね。
完成
とても綺麗ですね!
今回は、表側の白い部分を残して作ってみましたが、残さず削って作ると↓みたいになります。
これは少し削りすぎたんですが、これはこれで綺麗です。
自分で作るのは無理そう…でも欲しい場合は?
ここまで見て『自分で作ろうと思ってたけど、なんか時間もかかるし道具も多くて大変そう(^◇^;)』と絶対思うはずです
そういった方にススメたいのは、すでに加工されている日本のアワビ貝より綺麗なニュージーランドでしか獲れない【パウア貝】という貝
楽天やアマゾンでは、このニュージーランドで取れる【パウア貝】が販売されていたり、アクセサリーに加工していたりするものがあるので、是非チェックしてみてください!
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器用で工作が得意なら副業にしてみるのもアリ
今回紹介した貝の加工法ですが『余裕で自分の方がうまくできる!』と思ったら、せっかくなら作った物をオークションで出品してみましょう!
物自体が小さく手応えがあれば自宅開業できる可能性もあるので、副業も認められてきているので、まずは作ってみることをオススメします。
材料の確保と人に売れるほどの物を作るのは難しいかもしれませんが、今は何がヒットするか分からない時代です。
もしこれが何らかのきっかけになれば嬉しいです。
メルカリ初心者で少しでも高く売りたい人向けのnoteを書いてみました
価格は500円ですが、有料部分は目次を見るだけでも方法が分かるように書いてるので、詳細部分まで知りたいという方だけ買ってもらえたらと思います
それでは最後まで見て頂き ありがとうございました