どうも こんにちは!
特に何も代行しない【悲しみの代行者@kanasimi_cat】です
子供の頃ミニ四駆をしていて、ブームがきてるからまた始めようと思ったけど、今のトレンドが分からない。
ミニ四駆を始めようと思ったけど、色々パーツがあって何を選んだら良いのか分からない。
そんなアナタに向けてオススメのキットを紹介したいと思います。
ミニ四駆には本体だけでも200種類以上あり(色違い・復刻・絶盤・限定など含む)、好みのものを探すだけでも楽しいです。
ただそんなにたくさんあると、好みのミニ四駆を探すのも選ぶのも大変なわけで…
ミニ四駆のキットは基本【本体+ノーマルモーター(無い場合もあり)】のみの販売ですが、中にはパーツが数種類含まれたスターターパックというものがあります。
このスターターパックはミニ四駆本体を選ぶ自由はないけど、後から合うパーツを色々集める必要がない、これから始める人にオススメの内容になっています。
ミニ四駆を始めてみようと思ってる方は、ぜひチェックしていって下さい。
オススメのキットはこれ!
【エアロアバンテ】ミニ四駆スターターパックARスピードタイプ
通常のエアロアバンテに強化プレートやマスダンパー、本来であればノーマルモーターであるところ、スピードタイプのレブチューン2モーターなどがセットになっているキットです。
どんな内容?
それでは内容を詳しく見ていってみましょう!
開けるとこんなに入っています。
まずはエアロアバンテ本体です。
ステッカーや付属パーツを付けていない状態まで作りました。
付属の強化パーツなど付けず、そのまま通常キットのように素組みすることもできますが、その場合ローラー用のネジが別途必要になるので、このキットは付属の全パーツを使う前提のものになっています。
素組みについて書いています。
【スーパーハードタイヤ】
通常キットよりグリップ力が低く、コーナーでインを向きやすく、硬いので跳ねにくい特徴を持っている。
この小径のスーパーハードタイヤは、現在単体での販売をしておらず高騰しています。
【モーター・ギア・金属パーツ】
通常キットなら右画像の【ノーマルモーター】が入っていますが、このスターターパックには【レブチューン2モーター】が入っています。
他にバンパー固定用の長いビスや短いビス、細かい部品があるので無くさないように気をつけましょう。
【FRPフロントリヤワイドステー・サイドマスダンパーセット】
フロントとリヤバンパーが強化でき、ローラー位置が調節できるプレートと、着地安定性を向上させるマスダンパーが入っています。
【ブレーキセット】
コースのスロープ出入り口で路面にスポンジが接触し、マシンスピードをコントロールして安定させるパーツ。
ランナーの左右に付いている丸い部品は、大径タイヤ用なので、このキットでは使いませんでした。
【その他】
ドライバーはどの家庭でもあるようで無かったりするので、このキットには小型ドライバーが入っていてかなりありがたいです。
ちなみに小さいスパナも入っています。
こんな人にオススメ
何より【ミニ四駆未経験】で、パーツも何を買ったら良いのか分からない、という方にオススメできます。
ミニ四駆はシャーシで合うパーツ合わないパーツがあるので、確認せずに買うと使っているシャーシに適合していないなんてこともあります。
このキットではGUP(グレードアップパーツ)単体で揃えるよりも費用が抑えられる内容で、取り付け方が分からないパーツを付ける練習ができたり、そのパーツの役割を知ることができます。
次に【子供の頃していた経験者】にもオススメできます。
ダッシュ四駆郎世代やレッツ&ゴー世代では無かったパーツや、その当時とは改造のトレンドがかなり変わっているので、このキットでその深い部分までは行かないまでも、『今はこんなになってんのか』ということを知るキッカケになります。
このキット内容を個別に買って集めた場合の費用
このスターターパックのメーカー小売価格は【2,160円】です。
ネットショッピングや店舗などで価格差があるので、メーカー小売価格で計算します。
では、それぞれ単品で買った場合の値段を見てみましょう。
ミニ四駆本体 | エアロアバンテ 972円 |
モーター | レブチューン2モーター 388円 |
スーパーハードタイヤ | ミニ四駆特別企画(パーツ)280円 |
FRPフロントワイドステー | GP.451 ARシャーシ FRPフロントワイドステー 280円 |
FRPリヤワイドステー | GP.452 ARシャーシ FRPリヤワイドステー 324円 |
ブレーキセット | GP.458 ARシャーシ ブレーキセット 388円 |
サイドマスダンパーセット | GP.459 ARシャーシ サイドマスダンパーセット 669円 |
合計3,301円
スターターパックで買えば1,000円以上費用を抑えることができますね。
ネットショップの中には2〜3倍の値段で売ってるところがあるので、間違っても高いものを買ってしまわないように注意して下さいね
もちろん本体だけのキットでもノーマルモーターが付いているので、あとは電池を買うだけで走らせることができます。
特にレースとか興味なくて、自分の作ったミニ四駆の走ってる姿を眺めたいだけなら、本体だけでOK!
もしレースなどに挑戦したい!という方は、コースの購入も検討してみても良いかもしれませんね。
コースのレビューもしています。
グレードアップパーツを単体で買う場合の注意点
前述した通りシャーシによっては適合しないパーツもあります。
単体でパーツを買う場合、使っているシャーシにパーツが適合しているか知っておかなければいけません。
まず初心者の方がミニ四駆のシャーシを知るにはパッケージの横を見てみましょう。
必ずそこに使用されているシャーシの名前と画像が載っています。
このパッケージには【AR CHASSIS(エーアール シャーシ)】と表記されていますね。
そしてグレードアップパーツには、そのパッケージの名前の下に適合シャーシの名前が書いてあって、下のGUPを見ると【ARシャーシ】の名前が載っていないので、適合しないということになりますね。
こんな感じでパーツを買うときは【適合しているか?】に注意しながら買いましょう。
ただ、このGUPのパッケージは小さいので、お店によっては万引き防止の為、カウンターの奥にかけてあって手に取って見れないこともあるので、欲しいパーツは事前に調べておく必要があったりします。
組み立てていきます
続きを組み立ててみましょう。
と、その前にこのキットに入っているバンパーの固定には全て短いビスを使います。
その他に長いビスが2種類ありますが、どこにどっちの長いビスを使うか分からないときは、説明書に実寸大で使うビスの絵があるので、比べて見るとどちらを使うか分かります。
フロントワイドステー
フロント部分に使うパーツを準備しましょう。
準備するもの
フロントバンパー1枚/短ビス2本/2番目に長いビス2本/ワッシャー2枚/*スプリングワッシャー2枚/スペーサー4個/ローラー受け2個/ナット2個/スタビボール2個
*スプリングワッシャーというのは聞き慣れないと思いますが、切れ目の入っているワッシャーがそれです。
まずプレートをシャーシのフロントに固定します。
ビスにスプリングワッシャーを通し、説明書を見ながらプレートのビスを通す穴を確認して、ローラー受け→ローラー→ワッシャー→ナットの順で通しひとまず固定します。
このあと、スペーサー2個を通しスタビボールを付けて完成です。
キットに付いていた謎のチューブは、このスタビボールを回して付けるために使います。
これでフロントは完成です。
サイドマスダンパー
次はサイドマスダンパーを付けましょう。
準備するもの
サイドプレート2枚/短ビス4本/2番目長いビス2本/スプリングワッシャー2個/ナット2個/ボールウェイト2個/スタビボール2個
シャーシ側とプレート側に2つ穴があるので、1箇所ずつ締めずに2箇所先にビスを通してから本締めしましょう。
そして、ボールウェイトの平らな面を上にしてビスに通し、スタビボールを付けたら完成です。
スタビボールは回し過ぎると突き抜けてしまうので注意です。
このボールウェイトがミニ四駆がスロープなどでジャンプし、着地したとき跳ねることで車体が受けた衝撃を緩和するという仕組みなので、ここにはスペーサーを入れないでくださいね。
両方付けたらこんな感じです。
このボールウェイトは、そのまま付けるとネジのギザギザに引っかかってスムーズに動かないので、ちょっとした工夫をします。
矢印の部分が引っかかってしまうので、この部分の両側を削ることで、ネジのギザギザに当たっても重りがスムーズに上下するようになります。
金属用のドリルがあれば削るのは簡単ですが、無い場合は付属のドライバーで強めにグリグリしてやると削ることができます。
ケガに注意して行ってください。
リヤワイドステー
次はリヤ部分です。
準備するもの
リヤワイドステー1枚/短ビス4本/1番長いビス2本/ナット2個/ワッシャー4枚/スプリングワッシャー2枚/スペーサー4個/ローラー4個/ローラー受け4個/スタビボール2個
他のバンパーと同じように4箇所仮締めしてから本締めしていきましょう。
ビス→ワッシャー→ローラー→ローラー受け(下向き)→スペーサー→スプリングワッシャー→プレート→スペーサー→ローラー受け→ローラー→ワッシャー→ナット(固定)→スタビボールの順に付けていきましょう
両側付けて完成です。
ブレーキセット
最後にブレーキパーツです。
↓のような効果があります。
準備するもの
ブレーキセット/短ビス6本/スポンジシート1枚
スポンジシートは黒がブレーキ力弱 灰色がブレーキ力強
丸い小さいパーツは大径ホイール用なので使いません。
最後も2箇所仮止めしてから本締めしましょう。
楕円形の穴にビスを通さないように注意!
ウィングのようなパーツの取り付け位置で、ブレーキタイミングの速さを調整できます。
そしてスポンジシートを貼って完成です!
もしブレーキは必要ないと思ったら、替わりに余っている青いパーツを付けても良いですし、FRPプレートがついてることで強度は上がっているので、何も付けないままでもOKです。
ステッカーを貼って完成!
ステッカーを綺麗に貼るコツは、まずボディと手を綺麗に洗って油分など汚れを落としてください。
そして『丁寧』に、これが一番です。
1/32 ミニ四駆REVシリーズ No.6 ミニ四駆スターターパック ARスピードタイプ(エアロ アバンテ)[タミヤ]《発売済・在庫品》 価格:1,520円 |
走らせてみました
動画の解説欄にも書いていますが、初代アバンテは何十年も前に登場した車種なので、8ミリビデオ風の画質にしてみました。
他にも種類があります
今回紹介したミニ四駆のスターターパックはスピードタイプでしたが、他にも【パワータイプ】【バランスタイプ】の物もあります。
どれも同じ価格の【2,160円】になっていますが、上手く探せばもっと安く売っているところもあるようですよ♪
ミニ四駆REVシリーズ ミニ四駆スターターパックFM-Aバランスタイプ (ラウディーブル)[タミヤ]《発売済・在庫品》 価格:1,500円 |
タミヤ 18647 1/32 ミニ四駆 スターターパック MA パワータイプ (ブラストアロー)(ZW24348) 価格:1,500円 |
最後に
ミニ四駆はただ楽しむだけなら、パーツをたくさん付けたりする必要はありませんし、付属のモーターだけでも充分走ります。
でもレースに出てみたいけど、どんなパーツを揃えたらいいのか分からないという人には、参考になるキットだと思います。
それでは最後まで見ていただき ありがとうございました