こんにちは!
貝殻を使ったアクセサリーを作ってみたので、その作り方と必要な道具について書いています。
貝殻のアクセサリー制作に興味あったけど、どんな道具が必要なのか、どういう作業が必要なのか、簡単なのか難しいのか、自宅でも作れるのかについて書いていきます。
こんな人にオススメ
彼女や友達に手作りのアクセサリーをプレゼントをしたい人。
自分で作った物をメルカリなどを使って副業を始めたい人。
自分で使うオリジナルのアクセサリーを作りたい人。
持っている道具やデザイン次第で難易度が違ってきますが、参考程度に見ていってください。
貝の確保と下準備
まず貝殻はどうやって確保するの?ってなりますよね。
自分は貝がダメなので、親にアワビをプレゼントして、残った貝を返してもらうという形で確保しました。
鮮魚店や寿司店に問い合わせてみて、廃棄する貝殻がもらえるようであれば、そこで確保できますね。ただ、廃棄品を回収する業者と契約していたりすると、捨てるものだとしても『はいどうぞ』ともらえないかもしれません。
貝殻の確保は難しい、でも貝のアクセサリーに興味があるのであれば、目次から【貝殻の確保が難しい 興味あるけど作れない場合】へ飛んでください。
下準備
ディスクグラインダーがあれば、サンポールで溶かしたりする必要もなかったりします。
今回使ったアワビ貝の表面は綺麗にすると、青と白の渦の模様があるので、それを活かすために表面は削らないというのもいいですね。
グラインダーで削るとかなり粉が舞い、貝の粉は体に良くないので外でやった方がいいのと、髪に着くと非常にキシキシになるのでバンダナとか帽子を被り、鼻にも入らないように防塵マスクもしてもらい、さらに扇風機をかけて粉を飛ばすことで粉の被害を軽減できます。
工作をする専用の部屋がない限りは、室内での作業には向いていませんし、絶対オススメしません。
貝の下準備は書くと長くなるので、下の【合わせて読みたい】から見てもらえたらと思います。
捨てるしかなかない貝殻をDIYで再利用|ピカピカ貝殻の作り方
切り出し
まず貝殻にデザインします。
真珠層は皮脂が大敵で、おそらく油性ペンで直接かいてしまうのも良くないので、マスキングテープなどを上手く利用してみてください。
下書きがいらないデザインであればしなくても良いです。
テープのいらない部分をカッターナイフで切ります。
ヒモを通す穴などを空ける必要がある場合は、先に切り出してからだと面倒なので、この状態で先に穴を空けておくと、切り出した後が楽になりますよ。
穴を空けるのはルーター用のドリルとか、大きめの穴ならダイヤモンドカッターが早いです。
動画を貼っておきますので、こちらも参考にして見てください。
切り出しにはミニダイヤモンドカッターとルーターを使用します。
ダイヤモンドカッターで切り出しますが、いきなりデザイン通りに切ろうとすると失敗しやすいので、まずは周りを大きく切ってしまいます!
切り出した貝の整形と研磨(仕上げ)
手でカッターを持ってますが、写真を撮り忘れていたので実際はルーターで削っていきます。
目安にするためにマスキングテープは剥がさずに、丁寧に形を整えていきましょう。
ダイヤモンドカッターで切り出す時と形を整える時も、結構粉が舞うのでマスクが必須です。
強く押し当ててしまうと、思った以上に切れてしまうので優しく優しく、ルーターの回転も細かい部分はゆっくりにしたり、大きく切るところは回転を上げるなどコントロールしてください。
) ( ←こんな感じの曲線は、カッターの横で削るかルーターのヤスリを使い、◯←丸い部分はカッターの平らな面を使って整えます。
ある程度形が整ったら次は紙ヤスリで表面や角を削り、仕上げに耐水ペーパーで磨いていきましょう。
切り出した形によりますが、貝の強度は落ちていたりするので、割れてしまわないように慎重に磨いていってください。
形を整えたらコーティング
コーティング方法は、貝を丸ごと使った時と同じなので簡単に書いていきます。
アワビ貝アクセサリー第1号なので、まだまだイビツなところもありますが、磨き終わったらコーティングします。
コーティング用のアクリルスプレーは100均でも買えるので、ホームセンターで大きいものを買う前に、100均の少量のものを試してもらえたらと思います。
細かいですが、こんな感じに貼り付けて固定し、片面2〜3回吹き付ければOK!
気温の高い夏場であれば、乾燥までに10分もかからないと思いますが、子供がいたら触られないように気をつけてください。
雨の日は湿度が高くて乾きにくく、表面も綺麗にならないので避けてもらった方がいいですね。
どのような形でアクセサリーにするかで固定法も変わるので、その辺りは自分で工夫してみてほしいです。
完成
完成したら、あとは紐を付けるなり、ピアス用のワイヤーをつけたりして完成です。
慣れていろいろ作れるようになれば、メルカリやヤフオクに出品して稼げるようにもなりますね。
プレゼントすれば、とても喜んでもらえるはずですよ!
貝殻の確保が難しい 興味はあるけど作れない場合
貝殻アクセサリーの作り方や道具を紹介しましたが、住んでいる環境で作りたくても無理だったり、道具も結構必要だったりで、貝殻の確保も楽ではないですし、1回のプレゼントのために貝やら道具やらを集めるのも大変ですし、趣味として続けるのも難しいなとも感じるはずです。
でもこれを解決するのは簡単です。作ってあるものを買うことです。
完成品なら、自分で作って失敗することもないし、もう作らないとなると道具が無駄になるということも無くなります。
そして何より、プロが作るのでクオリティが半端無く高いですから、自分で使うにしても、プレゼントするにしても、とても美しく作られた一品はとても喜んでもらえること間違いなしです。
工作って楽しいですよね!
でも住んでいる環境だったり、材料が簡単に手に入らないものだったり、やろうと思ってもやり方が分からなくて行動に移せなかったりします。
今回の貝殻アクセサリーの作り方は、あくまで自分がやった作り方ですが、少しでも一歩を踏み出す参考になれば幸いです。
それでは最後まで見ていただき ありがとうございました