こんにちは!
特に何も代行しない【悲しみの代行者@kanasimi_cat】です
自分でテニスラケットのグリップテープを交換するのは何か苦手っていう方に向けて、その巻き方のポイントを書いていきます
中にはグリップテープの交換が上手く自分でできない方もいて、ショップの店員さんだったりスクールのコーチに頼んで交換してもらう、という方もいるようですね
でも自分で交換できず頼める人がいなければ、消耗して性能が落ちたままのグリップを使い続けなければいけないので、この機会に自分で交換できるようになりましょう!
オーバーグリップの巻き方
まずは文字で説明するより、動画を観てもらった方が分かりやすいので、まずはこちらを御覧ください。
巻き始めを一定にするのは古くなったオーバーグリップを外したら、もともと巻いていたグリップの方にオーバーグリップの跡がつくので、それを目安にしながら巻いていくと簡単です
これはあくまで基本的な巻き方なので、基本の巻き方ができるようになったら色々巻き具合を試してみて、自分は『こう巻いた方がラケットが使いやすい』という巻き方があればそれが一番
動画で説明されていなかった細かいポイント
もともと販売時に巻いてあるグリップの巻き具合には個体差があって、上の画像を見てもらうと分かりますが、グリップエンドのプラスチック部分が飛び出ていますね
この飛び出た部分が結構クセ者で、この状態で打ち続けていると下の画像の手の赤丸部分が擦れて、ヒリヒリと結構痛くなってプレーに支障をきたすようになってしまいます
なのでオーバーグリップを巻く時も、リプレイスメントグリップを巻き直す時も下画像のように、グリップエンドのプラスチック部分がしっかり隠れるように巻きましょう
もともと巻いてあるグリップは【リプレイスメントグリップ】と言いますが、少し費用がかかるけど、新しいものを買ってグリップエンドが隠れるように巻き直すか、もともと巻いてあるものを丁寧に剥がして巻き直すかですね
リプレイスメントグリップは大体1本1000円前後〜で売られています
オーバーグリップはテープの端を重ねていくように巻いていきますが、あまり幅広に重ねすぎると下の2枚目の画像みたいにテープが足らなくなることがあるので、5mm以内を目安に最初は巻いてみましょう。
もし足らなくてももう一度外して巻き直せば良いだけなので、何回もやって早く一人でできるようになりましょう
利き手で握れる部分だけ巻けてれば充分なんですけどね
そして余った部分は動画では切ってましたが、切るのが面倒で見た目を気にしないのであれば、下画像のように余りを巻きつけて、付属のテープでぺぺっと止めてしまってもOKです
テープの余りを切らないと『ラケットの性能が〜』みたいなことは決してありませんから
グリップテープの粘着シールが嫌な場合
オーバーグリップテープの巻き始め部分には、簡単に巻き始められるように粘着テープが付いていますが『剥がした跡がどうも嫌で〜』って人もいると思います
そういう場合は粘着シール部分を切ってしまっても構いません
自分も粘着部分が嫌で、シールが付いていたら切って巻いていますが、使っていたらほどけてしまうなどの問題もなく普通に使えています
それに、プロの方達も愛用しているオーバーグリップの【トーナグリップ】は、もともとシールすら付いてないどころか、巻き始めの部分が斜めにカットすらされていません
なのでシールは無くても問題ないということです。
巻き始めがカットされていないのは一見デメリットに見えそうですが、最初からカットされているグリップテープはほぼ右利き用で製造されてます
なので握った時にしっくりくるんですね
でも左利きの人が握ったら、グリップテープの角度と左手がクロスするような形になるので、これが握り難いと感じるかは個人差がありますが、テープが切られてないことで左利き用に巻き始めをカットすることができます
左利きの場合、巻き始め部分の左側を切ろう!
あのプロ選手使用のグリップテープ
プロ選手が使用している道具って気になりませんか?
グリップテープは余程選手の好みがない限り、使用ラケットと同じメーカーの物を使っていることがほとんどだそうです
日本のプロテニスプレイヤー錦織圭選手は、ウィルソンのラケットを使っていますが、グリップテープもウィルソンを使ってますね
これが錦織圭選手が使っているプロオーバーグリップ
他にはロジャー・フェデラー選手も使っていたりします
どちらの選手も白いグリップ
カラーグリップは白の塗料に色を混ぜて作るみたいで、その塗料でわずかに握った時の感触が変わるらしく、プロはそのわずかな握り具合の違いを無くすために、使うグリップは白に統一しているようです
パッケージの中は?
かなり見えにくいですが丁寧にテープでしっかり止められています
オーバーグリップには通常表にしか保護フィルムが貼られていませんが、これには裏表どちらにも保護フィルムが貼られています
そして型崩れを防ぐための厚紙が入っているという丁寧さ!
ここまで丁寧に包装されているのに、他のメーカーと同じ300円+税なのはすごいですね。
さらに反対側も斜めにカットされているので、左利きにも対応できるようになっています
最初は試しに単品で買い、気に入ったら3本セットなどで買った方が、1本あたりの値段が安くなるのでお得ですね
プロオーバーグリップを使ってみた感想
ドライグリップ派なので普段ドライ系を使っていますが、プロオーバーグリップを使って感じたのは
ただ一つ 凄くいい
握った時の感触はしっとりとしていて良いです
粘着テープでも巻いているんじゃないか?と感じるくらいのグリップ力があり、ランニング後の汗をかいた手で使ってみましたが、手が汗で濡れている状態で握ってもツルツル滑るようなこともなく、変わらず強いグリップ力を保っていました
デメリットを上げるとしたら、その粘着テープ並みの強すぎるグリップ力で、慣れないとグリップチェンジがスムーズにできないので、少し滑る感じが好きという人には向いてないんじゃないかな〜という感じ
メリットはデメリットと同じで、その強いグリップ力です
サーブやストロークでは、無駄な力を抜いてスイングすることが大切ですが、このグリップテープを巻いていると握力10kgも入れてないんじゃないか?というくらい手の力を抜いて振ることができるので、特にサーブの時にはリラックスして振ることができます
これは、感じるのは個人差があると思いますが、いつも練習するときはツアー系の320gの重いラケットを使っているけど、このグリップテープはとにかく滑らないからなのか、力を抜いて振ってるのにかかわらず、ラケットが軽く感じとれる錯覚さえ起きてしまいます
メーカーによっては、ウェットの表面がすぐパラパラと剥がれてきたりしますが、このグリップは強打してもすぐハゲるといったことがなかったので、プロオーバーグリップは節約にもなると思います
もし握力が弱くてよくすっぽ抜けたり、打った時にラケットがズレることが多いという方は、ダマされたと思って一度使ってみてもらいたいですね!
ツイッターで見たこのグリップの反応
ウィルソンのプロオーバーグリップのプロ支給用のを購入したんだけど、市販のやつとピッチが違うし材質も違う!
プロ支給の方が巻きやすくてピッチが短い、ベタベタし過ぎないから使うにはこっちが良さげ
市販のやつは両面フィルムと両面テープ二つと作りはこっちが良さそうだけど、ベタベタし過ぎる— meow?tt (@meowtennisME1) September 3, 2019
今日のテニス☀️🎾
鉛貼って、
ボールの威力が増した⁉️
感じがしました(^_^)グリップテープは、
ウイルソンのプロオーバーグリップ
に張り替え✨ペタペタ感がいい感じです🎵 pic.twitter.com/XgUyFmj8g4
— ブライト (@sunshinexcosmos) July 13, 2019
プロオーバーグリップ使いやす過ぎるからまとめて買った。(^-^) pic.twitter.com/tWYNXTG83o
— むなかた (@swvemo) March 6, 2014
昨日の話の海外製ウィルソン、プロオーバーグリップ。
実際コートで使ってみましたが、偽物なのかな?ってくらい日本製と違い過ぎて困りました。
「むにっ」とした感触で打感がしっくりこないし、グリップ力がなくてズレるズレる。
日本製を買い直しだー😭😭😭— こたつ (@kotatsusan3) February 3, 2019
@Wilson_Bad_JP @jyda0923 ウエットグリップを中心に展開しています!一番はやっぱりウイルソン プロオーバーグリップのホワイト!ポリウレタンがしっかり染み込んだ病み付きになるグリップ力には定評があり池田信太郎選手、数野健太選手など数多くの選手が愛用しています!
— ウイルソン バドミントン (@Wilson_Bad_JP) February 10, 2012
良い意見だけでなく『合わなかった』『自分はそうでもなかった』みたいなものも探したのですが、ほぼありませんでした。
リプレイスメントグリップの巻き方
まずは古くなったリプレイスメントグリップを剥がしましょう
巻き始めの部分にホッチキスのようなものが打ち込まれていますが、ペンチなどを使えば簡単に抜けます
グリップテープを固定しているもの以外は抜いてはダメですよ
リプレイスメントグリップには裏全体に粘着テープが付いていて、少しずつ剥がしながら巻いても良いですし、全部取ってからでもどちらでも良いです
前述した通り、グリップエンドのプラスチック部分が隠れるようにぐるっと1周したら、巻き下ろしていきます
薄いオーバーグリップは最初だけ強めに引っ張って巻き、あとは軽く引っ張って巻いていきますが、このリプレイスメントグリップは全体通して強めに引っ張りながら巻かないといけません
オーバーグリップと同じように軽く引っ張って巻いてしまうと、上画像のようにテープが浮いて隙間ができてしまい、見た目があまり良くありません
白い部分が少し重なるくらいで巻いていきましょう!
オーバーグリップと同じように余った部分を切って、固定用テープを軽く引っ張りながら巻いて完成です!
はい 綺麗に巻けました!
リプレイスメントグリップはオーバーグリップより少し難しいので、不安であれば店員さんに頼んで、もししてもらえるようだったら頼んでみるのも良いかもしれませんね。
その時しっかり巻いているのを見て、コツなどを教えてもらいましょう。
グリップテープは使わなくても劣化する
長期間グリップテープを交換しないままで、ウェットグリップだったのにスベスベになってたり、表面がはげて毛羽立ちまくってるグリップのままの人を時々ですが見かけます
グリップ力を失ったグリップテープを使うと、打つ時に滑らないように無駄に力が入ってしまったりしてプレーの妨げになります
プレー時間は人それぞれですが、最低でも月1くらいで交換した方がいいです
特に子供が部活でテニスをしていたら、練習内容によっては数日で交換は当たり前になるので『グリップが滑って練習にならないよ!!』ということにならないようにしてあげましょう
ちなみに上画像のグリップは、暗所に2年ほど長期間置いてあったトーナグリップですが、未使用だったにも関わらず30分ほどでボロボロになりました
まとめて買うと安くなったりしますが、使いきれない量を買うと結局無駄になってしまうので、セットで買う場合は半年、長くても1年で使い切れる量を買うことをオススメします。
ドライタイプ・ウェットタイプは好みで選ぼう
ドライグリップの方がウェットグリップより優れている(または逆)、なんてことはないので色々使ってみて、1番自分がプレーしやすいと感じたグリップを使うのが良いです
またドライもウェットもどちらの感触も嫌で、もともと巻いているリプレイスメントグリップの感触の方が良いという方もいるので、それでももちろんOKです
最後に特殊な巻き方を載せます
自分がやっているオーバーグリップの巻き方なんですが、自分はどうしてもオーバーグリップの端を重ねて巻いた時の凸凹が苦手なので、端が重ならない巻き方をしています
こんな感じで端が重ならないように巻いていきます。
この巻き方の利点は凸凹が無いので、もともと巻いていたグリップ感覚でラケットを使うことができます。
この巻き方をしてても、グリップエンド部分さえしっかり巻いていれば、ほどけるということは今まで一度もありませんでした
自分は気に入ってますがオススメはしないでおきます
それでは最後まで読んで頂き ありがとうございました