こんにちは!
特に何も代行しない【悲しみの代行者@kanasimi_cat】です
速いサーブって憧れますよね!
ノータッチエースが取れたりすれば、さらにテンションが上がるというものです!
いろんなサイトやブログで、速いサーブの打ち方やサーブの基本を解説していたりしていますが、共通しているのは『サーブは体の運動連鎖で打つ』ということ
そして、その説明の中で『胸を張る』という言葉が共通して出てきます
もちろん間違いではないですが、その前の部分が抜けてるな〜と思ったので、今回その抜けてる部分について書いています!
タイトルに『張るのは胸じゃなくて腹を突きだそう!』と書いていますが
腹を突き出すことで、意識しなくても胸が張るようになるので、今まで意識して胸を張ったり、体を反らしてサーブを打ってたのに、思うようにサーブのスピードが上がらなかった!という人は、ぜひ見ていってもらいたいです
突き出すのは腹!
サーブの時に胸は張らなくても良いんです!
【腹】特に、みぞおちの辺りをグッとボールの方に突き出せば、意識しなくても勝手に胸が張るようになります
もし今、猫背でこれを読んでるとしたら、お腹を前に突き出してみてください
胸が張っていませんか?
どう抵抗しても、お腹を前に突き出せば胸は張るようになります
逆に胸だけを張ってみてください 肩甲骨あたりに無駄に力が入ってませんか?
胸を張るだけなら猫背のままでもできます
サーブの時は体全体をリラックスさせ、体全体を使って打ちます
リラックス=脱力とは違うので注意!
胸を張って体を反るだけでは、このリラックスした状態で打つことも、運動連鎖で打つこともできなくなってしまいます
【サーブは体を反るように打つ】と雑誌などで書かれていたりしますが、結果そのような形になっているだけにすぎないです
↓一応これが自分が打ってるサーブです。
お腹を突き出してるのが少し分かると思います
胸を張っただけのサーブフォーム
まずは胸を張っただけの、ラケットを振り上げる直前のサーブのフォームを見てください
このお腹を突き出さない胸を張るだけのフォームだと、膝の曲げ伸ばしのパワーも上半身に伝わらず、足を伸ばすその反動でヒジが下がってしまい、さらに運動連鎖で胸が開かないので、胸を張るために肩甲骨辺りの筋肉に無駄に力が入ってしまいます
もしプロみたいな体が浮くサーブを打ちたいなら、このフォームでは意識的にジャンプしないと無理だと思ってください
腹を突き出し、その反動で胸が張ったサーブフォーム
腹を突き出し、その反動で胸が張ったサーブフォーム
突き出すときの注意点は、特にみぞおち辺りを意識して、前ではなくて上へ向かって突き出すこと
背筋力が求められるフォームでもあるので、腰が弱い人は控えましょう
テニス雑誌とかで、この状態のラケットを振り上げる瞬間のプロの人の写真が出てたりしますね
ラケットヘッドもしっかり下がり、お腹を突き出した反動で胸が開いているので、肩甲骨周辺の筋肉には無駄な力が入っておらず、ヒジも下がったりしていません
お腹を突き出す動作で、無意識に足が伸び地面を蹴る形になるので、ボールを打った時には、自然と体が宙に浮いた状態になっています
バスケのスローイングで、投げる距離にもよりますが、投げた時に無意識に体が浮きますよね?あんな状態
テニスのサーブも同じで、ジャンプして打ってるのではなく、ラケットを振り上げる一連の動作で体が勝手に浮いているんです
あとはサーブの種類やコースで体の開き具合や、トスアップの位置を変えるだけ
注意してもらいたいのが、お腹を突き出す力を極端に強くしてもダメで、運動連鎖で打つにしても、下半身から徐々にシフトアップしていくことが重要です
運動連鎖で打つにしても単純に筋力は必要
サーブのスピードを上げるためには、単純に筋力も必要になってきます
ただ力まかせに打つ為ではなく、同じ割合で打ったとしても、筋力を上げておけば軽い力で速いサーブが打てるようになります
できるのであれば、筋トレを少しずつでもしていきましょう!
と言っても、なかなかできないのが人間なので、そういう時は【シックスパッド】シリーズで楽をして鍛えるのも良いですよ!
サーブ時のラケット振り上げをパワーアップできる腹筋の部位の鍛え方
テニスのサーブをパワーアップするために鍛えるといい腹筋の場所
ゴムチューブを使ったプランクやクランチより簡単な腹筋のトレーニング法
プランクより簡単にできるゴムチューブを使った超簡単な腹筋の鍛え方
筋トレ初心者向けの簡単な筋トレです
『プロのように』は意識しなくてOK!
こんなん日頃から鍛えてる人しかできないじゃん と言うのも分かります
スピードのあるサーブは、トスアップしたあと足を曲げた状態を体幹や筋力で耐え、それをパワーに変えて打つので、これを鍛えてない人がいきなりやろうとしても絶対できません
腰を痛めるなどの原因になるだけです
自分は全然鍛えてない時に無理にひざを曲げたり、前傾姿勢になって体重をかけたりして打とうとしたら、足が耐えられずに見事に前方に向かってずっこけたことがあります
恥ずかしい!
筋力に自信がなければ、後ろから前への体重移動のサーブでも充分スピードが出てくれるので、こういうサーブを無理に体得する必要はないです
あとは練習あるのみ!そしてショットにも応用可!
最後に、このお腹を突き出すのはショットにも応用できます
テイクバックしラケットは全く振らず、サーブではないので上へではなく前方に向かって、右利きなら左側のお腹を軽くグッと軽く突き出してみてください
すると腕を振ってもいないのに、勝手にラケットが前にフワッと出てきませんか?
今度はスイングし出す瞬間に、同じようにお腹を突き出せば、スイングスピードが上がるのが感じ取れるはずです
どうしてもスイングを速くしようとすると、初心者だと腕力に頼りがちになりますが、この方法なら体重移動からのパワーを上手くラケットに伝えることができます
【胸を張る】のではなく【腹を突き出す】とかいきなり言われても、今までやっていたクセというのはなかな抜けないものです
あとは練習と経験を重ねて、自分の体力に合った力加減を身につけていきましょう!
それでは最後まで見て頂き ありがとうございました