どうも こんにちは!
特に何も代行しない【悲しみの代行者@kanasimi_cat】です
今日は何年か前にツイッターかニュースで話題になった貝殻をピカピカにする工作を、自分でもしてみたので、その方法を書いていきます
話題になったのは多分下のツイートですかね?
1月のお攫い!
裏側が真珠色の貝殻は、サンポールで表面溶かしてペーパーで磨くと全部真珠色になる!#軽い気持ちで作ったら思った以上に反響があった物 pic.twitter.com/rq4ZQ0dmuF
— 根津 貴博 @AtelierΦ 引っ越しました (@TakahiroNezu) 2018年2月5日
いくらか調べるてみると貝によっては真珠色にならないものもあるので、ツイートにあるように真珠色を出したい場合は、裏側が真珠色の物を選びましょう
注意点!!重要!!
もしこれを読んでいるあなたが子供なら、かならず大人の人と一緒にしてくださいね
酸性溶剤のサンポールを使うので、塩素系のものは絶対に近くに置かず、風通しのいい場所で作業してください
使い終わった溶剤は台所ではなく、トイレ用の洗剤なのでトイレに流してください
貝殻を綺麗にしたかったけど 結果 初めてなので失敗しました。
サンポールに浸けて歯ブラシで磨くだけでも、たまごの殻みたいにペリッと表面の白い部分が取れて、綺麗になるだろうとやったら失敗しました
ある程度表面が溶けたら、あとは紙ヤスリやサンダーなどの研磨機で、磨き上げていく必要があることが分かりました
今回したものは薄くなりすぎたので、これ以上削るのは無理ですね
当然ですが、サンポールに浸けていると溶けるのは表面だけでなく裏側も溶けていくので、長時間浸けていると薄くなりすぎて、ヤスリ掛けするとパキパキと割れてしまいます
あとはサザエはトゲの部分などデコボコが多すぎて、全く無理とまではいかないですが、綺麗に仕上げるには研磨機などの道具が必要と分かりました
貝自体や道具を揃えるのは何かと大変です
自分で作るのが面倒な方には完成品がオススメです!
ピカピカの貝殻を作るのに必要な道具・材料
貝殻
主役の貝殻ですね
食べ終わった牡蠣やアワビ貝など裏側が真珠色なのでオススメです
前述した通り、無理ではないですがサザエでも一応できます
大きいですが夜光貝も良いですね!
貝の確保はこちらをどうぞ!
夜光貝を加工して作られたシェルランプ
サンポール
スーパーでもホームセンターでも簡単に手に入るサンポールです
薄めの貝なら4倍ほどに薄めて使い、分厚い貝なら原液でも構いませんが、どちらにしても浸けすぎに気を付けましょう
入れ歯用洗剤のポリデントでも可能みたいですが時間がかかるようです
塩素系製品と混ざらないように気をつけましょう
キッチンハイター(漂白剤系)
これは貝に残った身や表面の藻などを取り除くときに使います
特に巻貝は奥に身が残ったりするので使った方がいいですね
濃度は3〜4倍に薄めて使うようですが、巻貝なら直接中に入れてもいいかも
これは塩素系なので、サンポールに漬ける前にしっかり洗ってください
個人的にはサンポールだけでもできたので、無くても問題ないです
もし危険なガスが発生してしまったら危険ですからね
ガラスコップ
貝殻が入る大きさの物を用意しましょう
こういうことでしか使わない、しまい込んでたコップとかが良いですね
複数個を一気に処理する場合はバケツがあれば楽です
あとは貝のカルシウムと反応して泡が出て溢れるので、容器が小さい場合はトレイを敷いておきましょう
ゴム手袋・ポリ手袋
素肌にサンポールが着くと荒れるので、ゴム手袋やポリ手袋など使って直接肌に付かないようにしましょう
ポリ手袋でも大丈夫でしたが破れそうでヒヤヒヤだったので、厚手のゴム手袋を使う方が絶対いいです
ゴーグル
万が一目に溶剤が入ってしまうと大変なので、特に子供とする場合は子供にはゴーグルを着けてあげましょう
歯ブラシ
表面を磨く時に使うので、古くなって捨てる歯ブラシで充分
磨く時は液が少し飛び散るので、前後ではなく左右に動かしてください
前後に磨いてしまうと自分の方に液が飛んできて、目に入ってしまうかもしれません
ブラシに関しては、あってもなくても可
紙ヤスリ ルーター グラインダー
サンポールに浸け置きだけでは綺麗にならないので、ある程度表面が溶けたら粗めの紙ヤスリかルーターで真珠層まで削ります
でも紙ヤスリとルーターだけだと削るのに時間がかかるので、予算に余裕があればグラインダーなどの研磨機があるとかなり楽です
真珠層まで削れたら、粒度200→400の荒い紙ヤスリから細かい粒度で削っていき、最終的に粒度2000以上の耐水ペーパーなどで磨きあげましょう
グラインダーとサンダーを使うと、かなり貝の粉が舞うので屋内では絶対しないでください
貝の粉は体にも害があるようです
(紙ヤスリは数字が増えるごとに粒度が細くなります)
時計
浸けている時間を把握するために置時計を準備するか、時計が見える場所でしましょう
浸ける時間
サンポールに浸けると反応してこんな感じに泡が出てきます
使う貝の種類にもよりますが、薄い貝なら数分〜5分毎に引き上げて溶剤を洗い流し、表面を流水と歯ブラシで磨いていきます
今回使ったサザエは5分〜10分置きに流水で洗い、計1時間程浸けていました
結果、原液の場合は1時間は長いので30分ほどでいいと思います
流水で洗うのは表面がどれだけ溶けたかの確認もありますが、表面の溶けた部分を取り除き、もっと溶けやすくさせるためです
パッと見【メロンソーダ】に見えてしまうので、本当に子供が間違えて飲んでしまわないように注意してください
失敗したけど ピカピカ貝殻作りの反省とまとめ
貝類が嫌いな場合、貝殻自体を用意するのが案外大変 |
サザエのようなトゲやデコボコが多い貝は無理ではないが、綺麗にしようと思ったらかなりの根気が必要 |
アワビの方が表面のデコボコが少なめなので、やりやすそうではある |
溶剤だけで綺麗に溶けるわけではなく裏側も当然溶けるので、浸けすぎると薄くなり割れやすくなるので注意 |
サンポールに浸ける時間は、今回のサザエでは原液使用で計1時間ほどですが、薄くなりすぎたので、30分ほどでOK 漂白剤仕を使う場合は、サンポールと混ざらないようにして下さい |
使い終わったサンポールはトイレに流すこと。漂白剤はキッチンに流してください |
ある程度表面が溶けたら、あとは真珠層が見えるまで粗めの紙ヤスリかルーター、もしくはグラインダーなどで削った方が早く、最後は粒度の細かい紙ヤスリで磨いていく必要がある |
最後に【やっぱり根気がとにかく必要】 |
やってみたいけど無理そうだと感じたら
ここまで作り方や道具を紹介してきましたが、一般の方が貝だけでなく、道具も色々揃えるとなるとなかなか大変です
もし実際に作ってみても全然楽しいと感じられなかったら、たったこれだけのために1〜2万円近くかけて集めた道具が無駄になってしまいます
自分自身、簡単にできると思ってやってみましたが、結局失敗して貝は今回1つしかなかったので、後日アワビを買って再挑戦しました。
ですが日本のアワビなどの貝殻は、真珠のような乳白色のものしかないので、パウア貝のような深い虹色の貝はネットショップか、専門店でないと手に入りません
そこで道具を集めなくても、アクセサリーとして綺麗に作られた物が楽天やアマゾンではあるので、自分で作るのは無理そうとか、めんどくさそうという方は既製品を強く勧めます!
シェルアクセサリー ピアス パウア海 貝 ニュージーランド パウア貝が重なってカラカラ音がしますあわび貝 アバロンシェル パウアシェル天然素材 お土産 プチギフト 価格:2,250円 |
出店もできるようになります
最近は自分で作った作品をネット販売ができる時代なので、もしこういうクラフトが得意で苦でなければ、副業とかお小遣い稼ぎで始めてみるのもいいですね
もしくは、貝類が食べるのが好きで余った貝で何かできないかな?と思って、ちょっと興味があって今回作り方を見たけど、正直道具を集めたり面倒だな〜と感じた人もいると思います
そんな方は、食べ終わった貝を漂白剤で綺麗にするなど、付加価値をつけてフリマやオークションに出品すれば、工作に使いたい人が買ってくれたりしますよ!
オークションやフリマに出品するものだったり、使い分けがよく分からないという方は下記の記事をどうぞ
【フリマアプリとオークションサイトは出品する物で使い分けよう】
今回は失敗したので、上手く作れたアワビ貝の方も見てもらえたらと思います。
捨てるしかなかない貝殻をDIYで再利用|ピカピカ貝殻の作り方
貝殻の中には磨き上げると、とても綺麗になる物があります
サザエ貝では失敗こそしましたが、表面のデコボコが少ないアワビ貝はそれなりに綺麗に作れたので、アワビ貝をピカピカにした方法や必要な道具を解説しています
本格的なものではないですが、簡単なデザインで作りました
それでは最後まで見て頂き ありがとうがざいまた