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こんにちは!
ギターのFコードというとギターをしてない人でも、なんとなく聞いたことがあるかもしれませんね。
そしてこのFコードが押さえられなくてギターを挫折してしまう。という人も少なからずいるようです。
せっかく新しく趣味として始めたのか、モテたくて始めたのか分からないけど、たった1つのコードで挫折してヤメてしまうのは勿体なさすぎるので、この記事ではFコードのみに特化した正しいFコードの押さえ方を書いていきます。
ここを見るとFコードが簡単に押さえられるようになりますよ!
ギターのFコードは超簡単!!
Fコードは何か難しいというイメージを持っていたり、実際押さえてもちゃんと音が出てくれない、なんてこともありますね。
原因はいくつかあるので、まずはそれを解決するだけで
『何でこのくらいのことできてなかったんだろう…』てなるので、しっかり見ていって下さいね!
Fコードが押さえられない幾つかの原因
Fコードが押さえられない・音が出ていない原因が、ただの練習不足とか才能が無いとか思ったりしてませんか?
押さえられない原因が必ずしも自分とは限らないので、その原因なども書いていきます。
1. 正しい効率的な押さえ方を知らない・していない。
押さえられない原因は大体これだったりします。
2. 使っている弦が太すぎる
弦は太さで押さえやすさ、押さえにくさが変わってきます。
3. ギター自体に問題がある
もらったものだとかオークションだとか、リサイクルショップでギターを買ったりすると、ギター自体に問題があったりします。
原因のそれぞれの解決法を書いていきます。
1. 正しい効率的な押さえ方を知らない・していない。
まずギターの弦の押さえ方の基本です。
弦を押さえる時に左の画像のように、フレットとフレットの真ん中を押さえてしまいがちな人は、右画像のようにフレットの近くで押さえると軽い力で楽に押さえられます。
そしてFコードは1〜6弦全てを人差し指で押さえるコードですが、この人差しのどこで弦を押さえるかでFコードが楽になるか苦になるかが分かれます。
ただ注意して欲しいのは、フレットの近くを押さえるのを意識しすぎて窮屈にならないようにということです。
【人差しのどこで弦を押さえるか】これを意識していますか?
Fコードの押さえ方をイラストとかで見てたりすると、人差し指の腹で押さえてるから『腹側で押さえるのかな?』と思ってしまって、マネしてるのにいつまでもFコードが押さえられない。
『Fコード難しい!』となってしまいます。
Fコードを押さえる時の人差し指の場所は、腹ではなく側面で押さえるように意識する。
❌ 人差し指の腹(手の平側)で押さえようとすると、初心者だとまず痛くて『何じゃこりゃ!』てなりますし、中指 薬指 小指が他の弦にアクセスしにくくなります。
⭕️ Fコードを押さえる時は*人差し指の側面で押さえるようにすれば、中指 薬指 小指も他の弦を押さえやすくなります。
中指 薬指 小指を押さえていく時、人差し指が少し腹側に倒れていきますが、多少は仕方ないので絶対側面で押さえる!とは思わなくていいです。
*オマケ
人差し指の側面と書きましたが【Bコード】は、人指し指と薬指の腹で押さえるコードです。
人指し指は5弦のみ押さえて、薬指で2 3 4弦を押さえるのがポイントです。
人指し指は2 3 4弦を押さえておく必要がないということです。
【フレットの近くを押さえるのを意識しすぎて窮屈にならないように】と書きましたが下の画像を見て下さい。
フレットの近くを押さえるようにと書いたのに、薬指はフレットの近くを押さえられてませんよね?
押さえてるのは【Fコード】ですが、薬指もフレット近くを押さえようとする窮屈になってしまいます
なので基本は大事ですが、フレットの近くを押さえるのは【できうる場合のみ】でOKです。
しっかり押さえてるのに音が出ない場合
弦はしっかり押さえてるはずなのに音が出てくれない…なんて人は、押さえてる指が他の弦に触れていることが原因です。
コードを押さえた時に指が倒れてたりしませんか?
分かり辛いですが、左の画像は弦を押さえた指が倒れてしまって、音を出したい4弦に触れてしまっています。
これでは当然音が出てくれませんし、指が倒れているので弦を押さえるのに無駄な力が入ってしまいます。
右画像のように、弦に対して完全な垂直でなくていいので、真上から押さえるようにすれば軽い力で弦が押さえられます。
指を倒して押さえるのは絶対にダメ?
基本的に弦を押さえるのは指をしっかり立ててですが、【D/F#(下画像)】みたいな分数コードを弾く場合5弦の音を出してはいけないので、人差し指を5弦に触れるようにワザと倒して6弦を押さえます。
5弦は触れるだけで押さえないように注意!
右画像みたいにしっかり指を立てて押さえて弾いてしまうと、出さなくていい5弦の音まで出てしまいます。
なので、音を出さない弦をミュートする必要がある場合には、左画像のように指を倒して押さえる場合があるというのも知っておいて下さい。
指を倒す以外のミュートテクニック
【しっかり押さえてるのに音が出ない場合】の項目で押さえてるのは【Cコード】ですが、画像をもう一度よく見てほしいんですが6弦に薬指が触れてますよね?
Cコードは1〜5弦の音を出すコードなので6弦をミュートする必要があります。
そこで薬指が6弦に触れるように5弦を押さえることで6弦をミュートしています。
手が大きければ親指で6弦に触れてミュートする方法もあります。
2. 使っている弦が太すぎる
1の項目を守ってもらえれば基本的にFコードは押さえられるので、ここからは、それでも押さえられないという方は見ていって下さい。
押さえられない原因は張っている弦にある場合もあります。
弦の基本的な太さの種類は【ウルトラ(エクストラ)ライト・ライト・ヘヴィーゲージ】の3種類で、さらに【スーパーウルトラ(エクストラ)ライト・ヘヴィーボトムゲージ】の細さ太さの弦があります。
弦は太くなると張力が強くなり、その分押さえる力も必要になってくるので握力があまり強くないのであれば、使っている弦をウルトラライトゲージにしてみるのも1つの手段です。
弦は太くなるとなぜ張力が上がる?
同じ1弦でもウルトラライトゲージの1弦と、ウルトラライトより少し太いライトゲージの1弦とだと、同じミの音にする為の張力はライトゲージの方が強くなります。
2弦は1弦より低い音ですけど、例えば、もし2弦を1弦と同じミの音にしようと思ったら、ペグを回してさらに2弦を強く張る必要がありますよね?
強く張られるということは、その分押さえる力も必要になってくるということです。
アコギでもエレキでも太くて押さえられないと感じたら、まずウルトラライトゲージで練習した方が良いです。
3. ギター自体に問題がある
ギタースタンドに立てるのではなくギターを壁にもたれさせていたり、長期間弦を強く張ったままだとギターのネックが曲がったりします。
ネックは問題なくても、フレットが削れ過ぎているということもあります。
ネックが曲がっている場合
これはネックが曲がっていない正常な状態のギターです。
この状態のギターであれば特に問題なく弾くことができます。
通常のギターはネックがほんのわずかに反った状態が普通で、弦をチューニングすることで、弦の張力でネックがまっすぐになるように作られています。
ネックが反ってしまっています。
程度にもよりますが、酷くネックが反っているギターは弾くとフレットに弦が触れてしまい、弾いた時にビビビと雑音が入ってしまいます。
ネックが反っていると弦高が低くなり押さえやすいと錯覚しますが、コードを弾いた時も押さえたフレット以外のフレットに当たってしまい、綺麗な音が出てくれなくなってしまいます。
ネックが弦側に曲がってしまっています。
これも良くない状態で、ネックが反っている時とは違い、今度は弦高が高くなって弦を押さえるのに非常に苦労してしまいます。
可能であれば新しいギターを買うか、思い入れのあるギターなら楽器店に持っていき調整に出してもらう必要があります。
ネック矯正約10000円〜(直らない場合もあり)
フレットが削れ過ぎている
ネック自体は曲がっていなくても、練習を続けているとフレットが削れていき、練習の妨げになってしまいます。
フレットが正常な状態です。
押さえたフレットより右側のフレットには弦が触れていません。
フレットが削れ過ぎている状態です。
この状態だと押さえたフレット以外にも弦が触れてしまい、根本的な解決はフレット交換が必要になります。
フレットは削れている部分だけ交換ということができず、全打ち直しになります。
【フレット打ち直し料金/約40000円前後〜】
フレット交換以外で対応するなら弦高を高くすればいいんですが、今度は押さえ辛くなるという悪循環になります。
潔くフレットを交換するか、フレット交換料金より安いギターを使っているなら、新しくギターを買ってみるのがてっとり早いです。
その他
フレットが削れていなくても、ブリッジが低くなり過ぎていると押さえたフレット以外に弦が触れてしまうことがあるので、この場合は少しずつブリッジを高くするだけで解決します。
自分でするのが不安な場合は、状態次第では簡単な調整なので、楽器店に持っていけば店頭のスタッフにしてもらえると思います。
ネック矯正に出す場合
リペア料金は同じ島村楽器でも店舗毎で微妙に違うので、修理に出す際にお店に確認しましょう。
ネック矯正は完全には直らないこともあるので、ギターの状態を見てから判断というところもあります。
フレット交換に出す場合
フレットにはかなり種類があるのでお任せでも大丈夫ですが、一般人には結構高めな交換料金なので『削れにくい素材で』等とお願いしておくのが良いですね。
フレット交換に出す際に指定しておいた方がいいのは、フレットを横から見たときの高さです。
フレットが低いと、弦を押さえた時に指板に指が当たってしまい演奏し辛くなるので『フレットを高めにしてほしい』と指定すればOKです。
希望の高さを聞かれたら【1.2mm/1.4mm】辺りでこれもOKです。
高いフレットで強く押さえてしまうと音程が安定しないデメリットがありますが、圧倒的に弦が押さえやすくなるので、フレット交換の際は高めがオススメです。
あとは練習あるのみ!
Fコードの押さえるコツを書いていきました。
どんなにコツが分かってもスムーズにコードチェンジできるようになるには練習あるのみなので、諦めず続けて下さい!
ギターを弾いてみたい でも向いてるか分からないし、ギターを買ってからだとお金かかるから嫌というあなた!
まずは無料レッスンを受けてみよう!
それでは最後まで読んで頂き ありがとうございました