ども こんにちは
特に何も代行しない【悲しみの代行者@kanasimi_cat】です
ミニ四駆を始めたらやっぱり速いマシンを作りたいと誰もが思うはずです
そこでミニ四駆初心者向けに、ミニ四駆を速くする方法について書いていきます
内容的には基本的なことを書いていくので、中級者以上には全く参考にならない内容です
といった方に、画像で説明するので見てもらえたらと思います
ミニ四駆を速くしたいなら速いモーターにすれば良い!
まあ そうですね
何言ってんの?
と思いましたよね?
でも速いモーターって何かと聞かれて分かりますか?
始めたばかりだとどんなモーターが速いのか?が分からなかったりすると思うので、まずはモーターについて触れていきます
レース公認の高出力・高回転モーターはコレ!
文字が小さいので書き出していきます
- ノーマル
- レブチューン2(PRO)
- トルクチューン2(PRO)
- アトミックチューン2(PRO)
- ライトダッシュ
- ハイパーダッシュ3(PRO)
- パワーダッシュ
- マッハダッシュ(PRO)
- スプリントダッシュ
- ウルトラダッシュ(公式レース使用不可)
- プラズマダッシュ(公式レース使用不可)
PROというのは、モーターの両側にギヤがつくタイプ
*レブチューン トルクチューン ハイパーミニ ハイパーダッシュ2は廃盤
赤文字のモーターが特にスピードとパワーが高い上級者向けのモーターで、オレンジのモーターが赤よりは少し性能が下で、細黒字のモーターが初心者でも扱いやすいタイプ
太黒字のモーターは特別なルールがない限りは、公式レースでは使用不可になっている超高性能モーターで、このモーターを乗せてコースアウトしたら壊れる可能性大なので、ホイホイと手を出さない方が良いです
この中で特に持っていて欲しいのは【トルクチューン2】
その名の通り【トルク(力)】があるのでカーブや登り坂でスピードが落ちにくく、パワー重視のモーターなのに、何気にスピード系のレブチューン2より速くて高性能だったりします
でも、とにかくスピードを上げたいなら【ライトダッシュ ハイパーダッシュ3 パワーダッシュ スプリントダッシュ】を選びましょう
MS・MAシャーシの場合は、両軸モーターの【〇〇モーターPRO】という両軸タイプを使います
オススメしないけど社外品モーターは極悪な速さ
という方は、タミヤ以外の社外品モーターを使うと、いとも簡単に速いマシンが出来上がります
ただし、社外品のモーターには速さ以外はデメリットしかないので正直オススメしません
そのデメリットをいくつかあげていきます
- 値段が高い
- そのクセ寿命がアホみたいに短い
- コースアウト時にミニ四駆が破損する可能性が爆増
- モーターの発熱によるミニ四駆パーツが溶ける可能性が高い
- 超スピードが出るので、キャッチ時に手を痛める可能性がある
こんなところですね
それぞれ解説していきます
1 モーター1個で1000円 2000円とかするものがあります
2 パッケージに書かれてる時間を越えて走らせてしまうとモーターが発熱で溶けて、そのままお陀仏なんてことあります
3 ミニ四駆といえどプラズマダッシュのような高出力モーターを使うと40キロ以上出ます でもそのモーターよりさらに速いのが社外品モーターで、そんなスピードで飛び出せばミニ四駆が壊れるのは当然ですね
4 2でも書きましたが、モーターが数十秒で高温になり、箱の注意書きを守らず走らせてしまうと、モーターだけでなくミニ四駆まで溶けてしまうことがあります
5 チューン系のモーターでも20キロ以上出ます さらにダッシュ系モーターや社外品モーターになると普通に自動車並みのスピードが出るので、それを素手でキャッチすると普通にケガしたりします
ハッキリ言って社外品モーターは勧めませんが、興味あれば【ミニ四駆 モーター 社外品】で検索してみて下さい
ギヤを替えるのも有効
モーターの力をタイヤに伝えるのに必要なのが【ギヤ】
この使うギヤの種類でスピードやパワーに差が出てきます
←スピード重視 トルク重視→
3.5:1 3.7:1 4:1 4.2:1 5:1
この数字の意味を説明すると
【モーターが何回転すれば:タイヤが1回転するか】という数字です
ギヤはグレードアップパーツとしても売ってるし、最初から【3.5:1】の高速ギヤが付いてるキットも多いです
自分は全てのギヤタイプを持ってるわけじゃないので、持ってるものだけ載せていきます
3.5:1ギヤ
一番回転数の多いスピードタイプのギヤ比【ブルーとイエロー】
公式レースもこのギヤを使ってる人が多く、キットに入ってるギヤもこれが多いです
3.7:1ギヤ
この写真は両軸モーターのMAシャーシ
MA MSシャーシの場合は【イエローとピンク】
他のシャーシでは【グリーンとイエロー】
公式レースでこのギヤ比が2番目に多い
4.2:1ギヤ
このギヤの組み合わせを使ってる人は、あまりいないですね
赤いギヤを黒いギヤに変更すると【4:1ギヤ】になります
ミニ四駆のパッケージに【スピードギヤ】と表記されたりしてるけど、どちらかと言うと【パワーギヤ】です
単純にスピードを上げたいなら【3.5:1】【3.7:1】を選んでもらえたらOK!
ミニ四駆を買うときに箱の横を見ていくと、入ってるギヤ比が分かるので、購入の際の参考にして下さい
ギヤの駆動力やスムーズに回転させようと思ったら【慣らし運転】というのが必要になってきます
その速いミニ四駆にするために必要な慣らし運転の方法に付いて書いてるので、下の記事を参考にしてみて下さい
タイヤ・ホイール径もスピードに関係してくる
単純に最高速を上げたいなら【大径ホイール】が一番
でも、高速モーターに高速ギヤで、大径ホイールを選んでしまうとパワー不足になくなるから、この場合は小径ホイールか中径のローハイトタイヤにすることでパワー不足を補うことができて、小さいタイヤにすることで低重心になって安定性が増します
スプリントダッシュやハイパーダッシュとかの高出力モーターを使っていれば、小さいタイヤでも充分スピードが出てくれるので、大径ホイールを無理に使う必要はなくなってます
中径ホイールやローハイトタイヤも、最近のキットでは標準装備になっていたりするので、入手するのは難しくありませんよ
もちろんグレードアップパーツとして、大中小ホイールのデザインが違うものもあるので、自分の好きなデザインのものを探してみてもらいたいですね!
ホイール径の大きさによる違い
小径ホイール
初速の加速力があり登り坂やカーブに強い
その代わりトップスピードの伸びは悪い
大径ホイール
トップスピードの伸びが良く、ストレートの多いコースで真価を発揮する
その代わり初速が遅く、登り坂に弱い
中径ホイール
履かせるタイヤによって変わってくるけど、ローハイトタイヤであれば小径タイヤとほとんど大きさが変わりません
ミニ四駆が速くなったらコースアウト対策が必要不可欠
モーターを変えてスピードが速くなればなるほど、その弊害として起きてしまうがコースアウト
そうなるとコースアウトしないような工夫が必要になってきますよね
いくら速くても第1コーナーでマグナムトルネード(コースアウト)したら意味ありません
超スピードが出るマシンを100%コースアウトさせない方法というのは無いけど、まずは基本的なコースアウトしにくくなるセッティングの考え方や、方法を載せていくので見てって下さい
コースアウト防止の超基本的なセッティングはローラー位置を高めにする
ノーマルのミニ四駆に【スプリントダッシュ】のようなスピードモーターを乗せて走らせると
ローラー位置が低いので、コーナーで踏ん張りが効かずこんな感じに吹っ飛びます
でも、コースアウト防止用のパーツを付けると、コースアウトの確率を減らしてくれます
下の画像の赤丸のパーツは【スタビポール】というものが付いてます
これが付いてることで、コーナーで傾いた時にスタビポールがコースに触れて、それ以上浮き上がらないように押さえてくれる効果があります
ただフロントだけで浮き上がりを抑えるのは難しいので、リヤにも高い位置にローラーを付けることで、浮き上がりを防止してくれるようになります
下の画像ではローラーの接地面こそ右のミニ四駆の方が多いけど、ローラー位置が低いため、コーナで傾いた時に踏ん張りが効かなくなります
左のミニ四駆はローラーの接地面は少ないけど、位置が高いのでコーナーで踏ん張りが効くようになっています
これで絶対コースアウトしなくなるのか?と聞かれれば答えはNOです
ミニ四駆はスタートしたら制御できないので、運による部分も大いにあります
でも、ノーマル状態のミニ四駆と比べれば確実に完走率が上がっているのは、高い位置にローラー、もしくはスタビライザーを付けたコースアウトを防ぐ工夫をしてるマシン
もし速いモーターに変えてコースアウトばかりするようになったら、高い位置にローラーやスタビポールを付けることで、コースアウトを防止してくれるようになると思ってくれて大丈夫!
ローラーの取り付け位置や種類も、自分で色々試してもらうと良いですね
ローラーには様々な種類があり
上の画像に載せてるようなプラスチック製だったり、ゴムリングやプラリングが付いたものだったり、オールアルミ製のものまであって、径も小さいものから大きなものまで動かす力はヤンマーディ ごほんごほん
まあローラーにもサイズが色々あります
これはローラー1個で2個分の機能を持たせたもので、上下で微妙にサイズが違う設計になっています
特別な考えがない限りは下に径が大きい方を付けることで、傾いたときに少し小さい径の上のローラーがコースに触れて押さえてくれます
基本的にフロントに付けるローラー
レッツ&ゴー世代だと、ローラーの周りにゴムリングがついたものが記憶にあるかと思いますが、これは外周にプラスチックが付いていて、コースとの摩擦が非常に少なくなっています
好みはありますが、リアに2段で付ける人が多くいます
その名の通りローラー部分全てがアルミでできているローラーで、コースはプラスチックでアルミローラーより柔らかいから、コーナーに突入したときにコースに食い込むようになコーナリングになります
何気にプラリングより摩擦が強かったりします
これは前後で付けてる方が非常に多いですね
参考にツイッターから画像を引っ張ってきました
ツイート内容はタイヤについてですが、フロントはアルミでリヤはプラリングと基本通りですね
初めてタイヤのライン作ってみた!
初めてにしては上手く出来たかな東京当選したら来週辺り3年ぶりにフォースラボさんへ遊びに行ってみようかな#ミニ四駆 pic.twitter.com/i5nCImuk5y
— ryuchang (@ryuchang8) February 14, 2020
スターターパックもオススメ
出荷数が減ってるのかネットショップでは何だか値段が上がってきたりしますが、いろいろパーツを集めるのが大変という方もいると思うので、そういう方にオススメなのが【ミニ四駆のスターターパック】
総額3000円以上のパーツやミニ四駆のセットが、税込2200円(メーカー小売価格)になっている商品で、これから始めてみようかな?という方にピッタリな内容になってます
ショップによっては定価より安く売ってるとこもあるので探してみて欲しいですね!
左から
【スピードタイプ / エアロアバンテ】
【バランスタイプ / ラウディーブル】
【パワータイプ / ブラストアロー】
という車種になってます
それぞれの詳しい内容については下記の記事からどうぞ
どんなセッティングをすれば良いのか分からないならマネすればいい
さて、ここからどうしたものか……
(´・ ω ・ ` )#ミニ四駆 #mini4wd pic.twitter.com/JCZFrxVBjB— ヨッシー/Phoenix (@Phoenix_mini4wd) February 17, 2020
中には『どうやったら速くなるか?コースアウトしないか?を自分で考えないと意味がない』という人がいるけど
言ってることは間違ってません
でも【真似る】は【学ぶ】から来たともいうし、自分の力だけでどうこうするのには限界があります
なので、高い改造技術がいること以外の、パーツを付けるだけでできそうなことはどんどん真似してみて、ただの真似だけで終わらないように、パーツによってどんな効果があるのかを少しずつ判断できるようになればOK!
判断と言ってもコースがないと、今の自分のマシンが速いのか遅いのか、安定してるのかコースアウトしやすいのかを判断できません
そんな近所にコースが無いという方に向けて、ミニ四駆コースのレビューを書いてるので、下の記事を参考にしてみて下さい
【ミニ四駆用コース|ジャパンカップJr.サーキット購入レビュー】
基本的なミニ四駆を速くする方法まとめ
ミニ四駆を速くする方法について書いてみました
まず何よりモーターを高回転・高出力のものにすれば、必ずミニ四駆は速くなります
これだけだとミニ四駆はコースアウトしてしまうので、速くなったミニ四駆にはコースアウトしないようなセッティングが必要で、コースアウトしないセッティングの基本は、高い位置にローラーやスタビライザーとなるパーツを付けること
そして、このセッティングの基本が組み立てと同時に学べるのがスターターパック
現在トレンドマシンの基礎はスターターパックとほぼ同じなので、ゼロから自分で考える必要がない内容になってます
ただこれで絶対コースアウトしなくなるわけじゃないので、自分の力だけで解決できそうじゃなければ、今以上のセッティングをツイッターをしてるならツイッター、このブログのようにネットにあるものを見てマネしてみるのが一番速いです
ちょっと長くなりましたが、あなたのミニ四駆ライフがよくなりますように
それでは最後まで見ていただき ありがとうございました